2024年10月5日に、日本天文考古学会の第4回研究発表会が大阪公立大学文化交流センターホールで開催されました。
学会員14名、一般11名の合計25名の参加でした。お集まりいただきありがとうございました。
上田会長(秋田大学教授)の基調講演「日本天文考古学会の現在地と未来」は、急用のため動画となりましたが、これまでの日本天文考古学会の活動を振り返り、予想外の成果を挙げた事、そして、天文考古学のような分野は、近年の財政難の中では大学での発展は期待できないため、日本の天文考古学の進展において本学会が果たす役割は、ますます大きくなっていくとエールをいただきました。
研究発表会では5名の学会員による発表が行われ、活発な意見交換が行われました。
1.「地上に映された星座」柳原輝明
2.「松山市・白石の鼻巨石群の配置と利用について」Joachim Pieter Jonckheere
3.「神社の参道方位と日の出・日の入方位に関する考察」北川達彦
4.「岩石遺構と太陽との関係の分類」平津豊
5.「石舞台遺跡石室に差し込む冬至・夏至の太陽光の測定研究」篠澤邦彦
記録 事務局